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・アップライトインデックス:文字盤に用いられる立体的に浮き彫りされた数字やバーの目盛。プリントではなく嵌め込み式タイプのもの。
・穴石:部品の磨耗を防ぐ為、テンプや歯車の軸を受ける石。主に人口ルビーを使用。
・アンクル:脱進機を構成するパーツの一部。テンプとガンギ車の間にある2つのアームを持ったパーツでアームの先にはそれぞれツメ石(人口ルビー)が付いており、それがガンギ車と噛み合い一定の運動を行う。
・1番車:ゼンマイを収める香箱に付けられる歯車。香箱車。
・インカブロック:耐震装置。
・永久カレンダー:「日付」・「曜日」・「月」・「ムーンフェイズ」・「閏年」の機能が搭載されており、100年先までの調整(2,4,6,9,11月の30日~1,3,5,7,8,10,12月の1日まで、2/1~3/1までと「閏年」の2/29~3/1)をすべて自動で切り替える機能(※ゼンマイが巻かれて動いている状態の時に限る。)を持つものを「永久カレンダー(パペチュアル・カレンダー)」という。
・エナメル文字盤:「七宝」・「琺瑯」の事。ガラス質の塗料を塗った文字盤を約800度の熱で数回焼きを入れて作製する非常に高度な技法。数十枚焼いて綺麗に出来上がるのはほんの1,2枚程度。表面が光沢のある綺麗なガラス質に仕上がる。主に高級モデルに採用される。
・エングレービング:主に彫金師が手作業でムーブメントや裏フタに彫刻する技法の事。機械彫りもある。
【か】行
・ガンギ車:脱進機を構成するパーツの一部。アンクルと噛み合うことでテンプに振動を与え、左右に安定した振動させる役割。
・機械式時計:ゼンマイを動力として、歯車等のパーツから構成される。「手巻」・「自動巻」がある。
・ギョウシェ加工:文字盤に高級感や奥行きを出す為に施される模様。
・クロノグラフ:ストップ・ウォッチ機能を備えた時計。
・コアクシャル・脱進機:注油や部品の磨耗を軽減し、メンテナンスの期間を延ばすことの出来る仕組み。主にオメガの製品に多い。
・コート・ド・ジュネーブ:ムーブメント地板やブリッジに施される縞模様。
【さ】行
・サテン仕上げ:光沢を抑える仕上げ。「ツヤ消し」
・3番車:2番カナから受けた動力を4番カナ(車)へと伝える歯車。
・C.O.S.C(シー・オー・エス・シー):スイス公式クロノメーター検査(ムーブメントの精度規格)協会が定めた規格。この認定を受けたムーブメントは高精度なムーブメントとして文字盤に表記する事が出来る。「温度差」・「5ポジション(姿勢差)」・「15日間の精度検査」があり、日差-4秒~+6秒以内に収まったムーブメントにのみ与えられる厳しい規格。
・GMT(ジー・エム・ティー):グリニッジ標準時刻。(グリニッジ・ミーン・タイムの頭文字の略。)「24時間表示」と「第二時間帯表示」機能を持つ時計を表す。
・シースルーバック:裏蓋の一部をガラス(サファイア・クリスタル等)にして機械を見えるように加工したもの。裏スケルトンともいう。
・自動巻:動作により中のローターが回転し、ゼンマイを自動に巻き上げる仕組み。「オートマティック」とも言う。「片方向巻回転上げ」と「両方向回転巻上げ」がある。
・ジュネーブシール:スイス・ジュネーブ州内に住む時計職人から製造されたムーブメントで、しかも「品質」・「精度」・「部品」・「構造」等あらゆる条件をクリアして初めて認定される厳密な検査規格。C.O.S.Cクロノメーター規格よりも厳しく、この規格を取得しているメーカーはパテック・フィリップ(全製品)やヴァシュロン・コンスタンタン(※一部のモデルのみ。)等、極僅か。
・スプリットセコンド・クロノグラフ:通常、クロノグラフでは1つのタイムしか計測出来ないが、スプリットセコンド・クロノグラフでは、2つのタイムを計測する事が可能。クロノグラフセコンドの下にもう1本針がありそれがスプリットセコンド用。
・スペード・ハンド:針の先端がトランプのスペードのような形になっている針。
【た】行
・耐磁機能:強い磁気等でムーブメントに帯電しないよう防ぐシステム。ケースに耐磁素材(主に軟鉄インナーケース)をケース内部に納めるものがある。
・耐震機能:時計を落としたり、衝撃を与えた際に天真が破損しないよう受け石部分をバネで支え、ショックを吸収するシステム。「キフ」と呼ばれる耐震装置もある。
・脱進機:アンクルとガンギ車から構成されている調速機の事。ゼンマイから伝達された動力を制御し、テンプに一定速度の振動を与え、テンプの運動や輪列の動力を正確に保つようコントロールする役割。
・手巻:動力となるゼンマイをリューズで巻き上げる機構の事。
・デュアルタイム:2つの時刻を表示することや24時間計としても表示が出来る機能。
・天真:テンプの中央部に位置する芯棒。
・テンプ:「天輪」とも呼ぶ。時計の最重要部分。1~4番車からガンギ車に伝わってきたゼンマイの動力をアンクルからヒゲゼンマイへと渡り、その伝わった動力によりテンプが振動する反復運動を一定の速度に変換する役割。
・トゥールビヨン:重力補正装置。テンプにかかる姿勢差等による重力を一定にして精度の安定を測る機構。「ミニッツ・リピーター」同様、こちらの機構を搭載した時計(主に腕時計)も数千万クラスのものもある。
・トラベルタイム:2つの時刻を表示することが出来る機能。フランク・ミュラーでは、3つの時刻を読み取ることの出来るものもある。
・ドルフィン・ハンド:先端の尖った形状の針。主にパテックに多く見られる。
【な】行
・2番車:1番車から伝わる動力を2番カナで受け3番カナ(車)へ伝える歯車。1時間に1回転する分針に当たる。
・年次カレンダー:または、「アニュアル・カレンダー」ともいう。通常のカレンダー表示機能は月によって30日までしかない場合、リューズ調整で1日に切り替えを行わなければならないが、年次カレンダーの場合自動的に1日へ変更してくれるシステム。(※ゼンマイが巻かれて動いている状態の時に限る。)ちなみに、「日付」・「曜日」・「月」・「ムーンフェイズ」・「閏年」の調整すべてを自動で切り替える機能を持つものを「永久カレンダー(パペチュアル・カレンダー)」という。
【は】行
・バー・インデックス:棒状のシンプルな目盛。
・バー・ハンド:棒状のシンプルなデザイン。
・パワーリザーブ・インジケーター:ゼンマイの巻き上がり度・残量を示す。一般に40時間前後。長いものは2日~1週間等様々。
・ヒゲゼンマイ:テンプに取り付けられた細いゼンマイ状のバネ。アンクルからの動力をテンプへ伝え、一定の振動に変換してテンプを動かす役目。
・複雑時計:極めて高度な技術を要する機能を持つ時計の事。製作日数が1年以上掛かる事もある。代表的なものは世界三大機構といわれる「ミニッツ・リピーター」・「パペチュアル・カレンダー(永久カレンダー)」・「トゥール・ビヨン」、その他「スプリットセコンド・クロノグラフ」等。
・ブサンソン国立天文台精度証明書:1882年創設。フランスのクロノメーター検定規格。現在、この規格を受けているのは「ロジェ・デュブイ」のみ。
・フライバック・クロノグラフ:クロノグラフ作動中にリセットボタンを押す事によりクロノグラフ用の全ての針がゼロに戻り再び計測を始める機能。連続で計測する事が可能。
・ブルースティール:主に針や部品のネジに用いられる。針やネジの材料であるスティールを高温の熱で焼き上げる手法。焼き上げのタイミングがとても難しく、焼きすぎると黒くなり、焼きが足りないと茶色になってしまったりと綺麗な青色を出すにはとても手間が掛かる作業。
・ブレゲ・インデックス:天才時計師・アブラアム・ルイ・ブレゲが考案した数字。「算用数字」・「アラビア数字」。
・ブレゲ・ハンド:天才時計師・アブラアム・ルイ・ブレゲが考案した針。針の先端部分が穴の開いた形状。りんごの形に似ている。
・ヘアライン仕上げ:名前のとおり、ケースに髪の毛のような極細線を入れる仕上げ。
・ペルラージュ仕上げ:ムーブメントの地板、ブリッジや裏フタの内部に施される仕上げ。円状の模様。地板やブリッジの強度を増す効果と劣化や錆を防ぐ効果がある。
・ポリッシュ仕上げ:鏡のような光沢感を出す仕上げ。「鏡面仕上げ」
【ま】行
・マット仕上げ:サテン仕上げよりもさらに光沢を抑えた仕上げ。主にチタンケースに施される。
・マニュファクチュール:「パーツ」・「ムーブメント」・「ケース」・「組み立て」等、すべて自社で一貫生産している会社を指す。「パテック・フィリップ」や「ジャガー・ルクルト」が代表的。
・ミニッツ・リピーター:ムーブメント内部に装備されたハンマーがスプリング・ゴング鳴らして「時間」・「分(15分単位と1分単位)」の3種類の音を奏でる仕組み。複雑機構の中でも高度な技術を要する為、この機構を搭載した時計(主に腕時計)は、数千万円はくだらないとても高価なもの。現在のように街灯などが無い時代に、暗い場所でも時刻を知る事が出来るように考案されたのがこの機構。15分単位で音を奏でる「クォーター・リピーター」や5分単位で音を奏でる「5ミニッツ・リピーター」等もある。
・ムーンフェイズ:月の満ち欠けを計る事の出来る機能。
・文字盤:時計の顔とも言える部分。合金やスティール製のものが一般的。中には18金製やエナメル製(七宝、琺瑯や陶器等)文字盤が高価なモデルに採用されている事がある。「ダイヤル」とも言う。
【や】行
・4番車:3番カナから受けた動力をガンギカナ(車)へと伝える歯車。スモールセコンドの時計では、秒針に当たる。
【ら】行
・ローマ・インデックス:ローマ字表記の目盛。
【わ】行
・ワールドタイム:世界24都市の時刻を表示できる機能。ベゼルやダイアルに都市名が刻まれており、回転させることにより各国の時刻を簡単に読み取ることが出来る。
・ワンプッシュ・クロノグラフ:リューズと同軸に付けられたクロノグラフ用のボタンで、「スタート・ストップ・リセット」を一つのボタンで操作出来る。
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